結構本を読みます。ジャンルは問わず、その場の勢いや、直感で買います。
買った本に求めるのは、自己啓発系の本であれば、なるほど、と思うことが1つか2つあれば良しとしてます。ということで読んだ本について書きます。
西村ひろゆきの本を初めて読んだ
最近西村ひろゆきさんの本を読みました。
働き方 完全無双です。
西村氏らしいタイトルです。
これを選んだ理由
冒頭で書いた通り、本は意識して読んでます。この本は、本が話題になっているから買ったわけではありません。(話題になってるか、なってないかも知りません)
理由は、西村氏の特異なキャラクターに惹かれたからです。
私の中ではホリエモンこと堀江貴文さんと同じカテゴリーに属している西村氏です。
『この人の言ってることはすごいんだろうか?目の付け所が普通とは違うな。でも友達にはなれない人だな』というカテゴリーの人です。
だからこそ、この特異な人物の考えを知りたい。という思いでAmazonで新品ではなく、中古本を買いました。基本、自分が読む本は中古です。中古を買う理由は、『つまらんかったときに、中古だったら諦めがつく』からです。
内容は、『質問に答える感じで編集者が取材してんのかな』って感じです。西村氏の並々ならぬ思いが書かれているかといえば、そんなこともありません(笑)
ただ、そんな空気感を出しながらもタメになることをいくつも繰り出してくれます。読みながら『賢いというか、物の見方が普通の人と違う』と感じさせてくれます。
記憶に残っていること
著述家が最強である
要するに
会社を持つ(開業する)
↓
何かにお金を使ったら、それに感じで記事を書いて広告収入を得る
↓
それを経費にする
これにより、節税効果が期待できる。ということだそうです。
その他は
①ワーカホリックの人には規制せず好きなだけ働かせてあげる
②日本はイス取りゲームで奪い合うのではなく、イスを増やす人を応援するべき
③日本は今の状態で停滞させ、観光大国を目指すべき
などが面白かったですね。西村氏はベーシックインカムを強く推しているのも印象に残りました。きちんと説明を読むと、なるほどと思ってしまいました(笑)
それくらい説得力があるのも西村氏の魅力です。すべて言い切ってしまいます。テレビでも同じですよね。ただこんなおちゃめなところもあります。
西村ひろゆかないさんのモノマネに顔を真っ赤にしちゃってます(笑)
実際に会社を作るってどうなの?
会社を作る=法人化する
となるとなかなか大事です。そうなると手続きなどは簡単にはいきません。
ただ個人事業主になることは難しくありません。というか簡単です。
開業届を出せばいいだけです。本当にそれだけです。強いていえば開業してから1か月以内に出すことが原則となっています。忘れてしまい、1か月以上たっている人はとにかく早く出してください。
職種選びに迷われている場合は適当に『ライター』とか書いておけばいいと思います。
ただそれだけでは節税もへったくれもありません。節税のために大事なことを書きます。
①青色申告承認申請書を税務署に出す。※確定申告年の3月15日までに。
②実際にある程度の所得を得る。これが思ったより難しい。
個人事業主が確定申告する際には、白色申告と青色申告どちらかで行います。
白色申告:経費はざっくり計算しても多分なんとかなるが所得控除は10万円。
青色申告:複式簿記が必要。所得控除は65万円。
要するに青色申告のほうが経理上の処理がめんどくさいけど、節税効果が大きい。
ということです。
話が脱線しているので、確定申告とかの話はまた別の機会にさせていただきます。
まとめ
意識高い系の方は読んでも『どうかな・・?』って内心思います。そういった方々が読む本とは毛色少し違う気がします。
どちらかというと、ちょっとサボりながらもこれから日本という国でうまく生きていきたい。そんな方のほうに向いている本かなと思います。
そうでは無くても、真面目な気持ちで働き方について学びたい、変えたいと感じている方にはおすすめな本だと思います。そこらへんの自己啓発本とは違い、所謂『斜め上から視点』でいろんな考え方や情報を教えてくれる本でした。あとは西村氏に興味があるって方は是非どうぞ(笑)
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